機能訓練指導員の挨拶

私達、機能訓練指導員は、ご入居者様の日常生活を少しでも快適にお過ごしいただく為のお手伝いをさせていただいております。
ご入居に際して、以前よりも体を動かす機会が少なくなり、歩けなくなってしまうのではないか?寝たきりになってしまうのではないか?等の不安を少しでも解消し、安心な生活が出来るように努めています。

「機能訓練」と聞くと、過酷なリハビリを想像される方もいらっしゃるかもしれませんが、身体に関する知識を十分に備えた専門スタッフが、ご入居者様の身体的な状態に合わせた訓練メニューを組み、ご入居者様とマンツーマンでトレーニングを進めてまいりますので、無理なく楽しみながら取り組んでいただけます。

椅子に座った姿勢でも行えるリハビリ体操や、平行棒を使用した歩行訓練、関節拘縮(※)を予防するためのマッサージや関節可動域訓練、間違い探しや習字、折り紙などを用いた頭の体操を会話を交えながらリラックスした状態で実施してまいります。
(関節拘縮:かんせつこうしゅく。関節が硬くなり満足に動かなくなること)

「家族の家ひまわり一橋学園」は、周囲を緑に囲まれた素晴らしい環境の中にあります。歩行訓練の一環として、周辺を散策し、四季折々の草花を愛でたり、近くの保育園の子ども達に触れ合ったり、といったことも行っており、大変ご好評をいただいております。

また、ご入居者様と個別の時間を過ごすことが多い機能訓練指導員は、日々の生活の中での悩みや不安をお聞きする機会も多くありますので、身体的な問題だけではなく、精神的なサポートもまた私達の重要な役割のひとつと考えております。

気分が沈んでいるときには、身体を動かすことにも消極的になりがちですが、気持ちが前向きな時は、いつも以上に充実した訓練を行えます。そうした意味でも精神的なサポートもしっかりさせていただき、心身ともにいつまでもお元気で、いつまでも笑顔の絶えない毎日を送っていただけるように日々努力していきたいと思います。


| 生活相談員 | 計画作成担当者 | 看護職員 | 機能訓練指導員 | 介護職員 |