計画作成担当者の挨拶

家族の家ひまわり船橋は、有料老人ホームの中でも小規模(満床時26名)な施設ですが、だからこそ細かいところまで目が行き届き、配慮もできる個別性を重んじています。

なるべく普段の生活と変わらない家庭的な雰囲気の中で、サービスを提供させていただきます。生活を重視したその方の24時間を考えたケアプランを各専門スタッフで共有し、細かく目標も定めています。その方らしい生活を常に考えながら、入居者様主体の介護を行っています。

ご家族が入居を考え、決定されるまでには、様々な事情や悩み、考えがお有りです。その一つ一つを丁寧にお聞きし、納得されるまで何度も説明をさせていただいています。介護支援専門員として、最も気をつけている部分でもあります。ご家族様とご本人様の絆を大事に私たちスタッフが架け橋となり、真心のお手伝いができますよう日々努めております。(会社の理念でもあります)

七夕会では、90歳近い女性の方が、短冊に素晴らしい俳句を作っていらっしゃいました。感性や経験の深さ、人生への思い入れなど、年齢に関係のない溢れるばかりの才能に感動いたしました。

一方でその才能をうまく表現できない方もおいでになることも事実です。しかしながら、忘れてはいけないのは、その方々が表現できないのではなく、表現を汲み取る力を私たちが持つことが出来れば、同じようにその方の持っておいでになる才能を感じ、表現につなげることができる、ということも認知症介護の勉強をしながら学びました。

様々な疾病や認知症など、医療依存度の高い方も今後増えると思いますが、スタッフ全員が、常に勉強心を忘れずに努力していきます。

あるご家族からは「家族の家ひまわり船橋さんに受けていただいて本当に感謝しています。母は最期まで、ひまわりに戻りたいと私たちに訴えておりました。」と、お母様をいつも大事にされていた息子様が涙を浮かべて話されていました。難病で、なかなか施設での受け入れの難しい方でしたが、訪問医の協力もあり、短い期間ではありましたが、ひまわりで本当に普通の生活をされていました。進行の早い病気で、残念ではありましたが、私にとっても一生心に残る入居者様のお一人になりました。

私たちの仕事は最後の見送りをする仕事でもありますが、心から感謝と尊敬の念でお見送りするには、毎日の生活を大事に接し、後悔の残らないよう、全力で介護の仕事やケアマネの仕事に取り組んでいきたいと思っています。

家族の家ひまわり船橋は、入居者様や職員間での笑顔や笑い声の絶えない、あたたかな場所です。仕事を終わって帰るときには、入居者様が「気をつけて帰ってね。お疲れ様。」と見送ってくださいます。私は、その一瞬が一番好きで、家族の家ひまわり船橋で仕事ができて本当に嬉しく思います。まだまだ力不足ではありますが、これからも入居者様のサポートができますよう頑張っていくつもりです。どうぞよろしくお願いします。


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