生活相談員の挨拶
生活相談員という職種は、介護職や看護職に比べて仕事内容が分かりにくい仕事ですので、生活相談員の仕事についてお話したいと思います。
皆様が施設入居を考える際、施設見学や資料請求の問い合わせをされると思います。その際、主に対応するのが生活相談員となります。施設側と皆様と一番初めにお顔を合わせる仕事とも言えるでしょう。そのため、生活相談員の職務は大変重要な位置付けとなります。
よく、生活相談員を表現する言葉として「施設の顔である」といいます。まったく言葉の通りです。生活相談員を通して、施設を知り、施設を評価し、入居を考える。介護職や看護職などの直接処遇を行う職種とは違い、介護保険についての知識や助言、ソーシャルワークも行います。生活相談員の資格要件に「社会福祉士」もしくは「社会福祉主事」を挙げている施設が多いのもこの様なことからです。
入居前の施設見学や、入居前の「面談調査」もケアマネージャーや介護、看護職と協力をして行います。面談調査は、入居をご希望された方に直接お会いし、当施設で安全に生活ができるかどうかの情報を収集するのが主となります。面談調査で伺った内容を施設に持ち帰り、各職種を集めて会議を行い、入居に関する最終決定を致します。
入居後は、病院などの送迎や、行政などとの折衝を行い、皆様が安全に楽しく生活できるよう、ケアマネージャーとは別の視点で配慮をしていきます。
入居後のご事情によっては在宅をお考えの際にもご相談をお受けするのも主な業務の一つです。よって、最初と最後を受け持つのが生活相談員の役目となります。
ご質問やご相談がある場合には、お気軽に生活相談員までご一報ください。