計画作成担当者の挨拶
家族の家ひまわり国分寺は、全74室と大規模な施設であり、共有部分である食堂、ロビー等はゆったりと落ち着いた環境で、おだやかな日々をお過ごしいただけるよう、温かさと広さにこだわった施設です。
現在、私どもの施設にご入居されている多くの方が、戦後の日本経済を支え、次世代の礎となってくださった方々です。その方々に感謝の心を持つとともに、年長者としての最大の敬愛の念を込めて、ご入居者様を「先生」とお呼びしております。
ホームでの生活相談員・計画作成担当としましては、先生方のそれぞれの生活習慣を大切にして、一人一人に適した生活環境を提供することを心掛けています。ただ出来ない事をお手伝いするのではなく、残存機能を生かして少しでも出来るようにお手伝いする、ご自身の力を引き出す為には、どのようなプランが必要なのか十分検討し、何かご希望があれば、それを叶える方法を一緒に探していく、そのような支援を目指しています。
先生方にとって暮らし易い施設である事は勿論のこと、ご家族にも、大切な方の日々のご様子、ちょっとした変化や新しい発見、レクリエーションなどで素晴らしい笑顔を見せてくださったことをお伝えし、ご家族の方にも訪問しやすく、安心、ご満足いただけるような生活を提供していきたいと努力しております。
毎日の暮らしをより楽しく、豊かにお過ごしいただく為、お誕生日会や書道の会、季節の行事をはじめとするさまざまなレクリエーション、プロ講師による音楽療法やリハビリ体操を充実させ、自ら参加レクレーションの選択が出来るようにしています（自立への一歩です）。又、ボランティア活動の積極的な受け入れや、地域との交流も大切にしています。
スタッフ一人一人が利用者先生方とそのご家族から、働く仲間の心を大切にすることを、日々教えていただいております。今後も学ぶ事が多いと思いますが、利用者先生方の笑顔をバネに日常生活の調整役として、仕事を行っていきたいと思います。
利用者先生方の毎日の素敵な笑顔を見ることが、私どもの生きがいになっています。もっともっと、たくさんの笑顔に出会いたいと思っています。