計画作成担当者の挨拶
家族の家ひまわり与野にて計画作成担当者をさせていただいています。当施設の特徴としまして、介護保険のサービスとして特定施設入居者生活介護と短期入所生活介護の併設型となっております。
お部屋の内訳は特定施設入居者生活介護42床、短期入所生活介護10床の計52床となっており、毎日たくさんの方にご利用いただいております。短期入所利用の方もいろいろな方がご利用になり、特定施設入居者生活介護のご利用者様にとっても良い交流の機会が提供できております。
計画作成担当者としての業務の一つとして、入居者先生のケアプラン作成を行っております。ケアプランの作成といっても、ご利用者様の生活暦、お体のご状態、ご要望、またご家族様からのケアに対するご希望など事前に聴き取り、介護職員、看護師、機能訓練指導員等の専門職と打ち合わせを行い、細かなケアプランを作成しております。
また、ケアプランのサービス内容に基づいて、それぞれの専門職によりサービスを提供し、その後についてもサービスが適切か、その方のニーズにあった内容なのか等、適宜観察が必要となります。
どなたでも初めて施設という環境の変化に対してご入居される際には不安があります。認知症のある方など入居当初は特に環境の変化に困惑し、その結果問題行動として症状に出てしまう事が散見されます。
個人差はありますが、時間の経過とともに生活の中で楽しみを持ち慣れていく方、なんとなくここが自分の居場所と納得される方、定期的にご家族様に面会、または電話等でお話をしていただき落ち着かれる方など、いろいろな方がおります。いずれにしても、ご利用者様に対する入居についてのご説明、入居後についてもご家族様のご協力の必要性をとても感じます。
計画作成担当者の業務は、ご利用者様、ご家族様との信頼関係、他専門職との連携がとても重要であり、入居者先生に対して、より良いケアを提供するためにも、日々の関係作りに努力したいと思っております。