生活相談員の挨拶

私は、入居者先生とお話させて頂く時に心がけていることがあります。

「決してお客様という気持ちで接しない」ということです。

それは、私どもは入居者先生を生活を共にする家族であると考えているからです。なぜ、このように考えているかというと、たくさんの利用者先生とお話する中で、皆様が共通しておっしゃることがあります。

それは、「やっぱり家が一番だよ」というお言葉です。

私は、この一つの言葉に入居者先生がホームに求めていることが全て集約されているといつも思っています。

それは、ご自宅にいたときと何ら変わらない生活。
ご自宅にいたときと同じ生活が送れるホームであること。

それこそが、真に利用者先生が求めていることなのだと思います。家族の家ひまわり与野では、利用者先生の今までの生活を尊重し、生活環境作りや生活援助サービスに関しても、今まで在宅で生活してきた環境に限りなく近い環境を提供し、在宅での生活状況と同様の生活が送れるように配慮しています。

ご入居前の事前面談などでは、その方のADL(日常生活動作)情報を詳しくお伺いするようにしていますが、それと同時に、その方の今までの生活暦や現在の生活状況についても詳しく伺うようにしています。

介護面・看護面で必要な情報をお聞きするのも非常に重要なことなのです。同時に趣味や特技・好きな事や利用者先生がどのような性格の方なのか、どのようなお仕事をされてきた方なのか、お生まれになった場所はどちらかなど、出来るだけ細かにお聞かせいただいております。

利用者先生が今までどのような人生を歩み、生きてきた方なのか、サービスを提供する上で、まずは相手を良く知るという事が大切だからです。

まさに、ご家族様しか知らない利用者先生のことをお聞きし、本当の家族のように利用者先生をひまわり与野にお迎えしたいという思いがあるからです。

これからも入居者先生に、いつも「家族といるんだ」と思われるような安心を感じていただけるよう、スタッフ一同明るいホーム作りを目指していきたいと思います。


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