看護職員の挨拶

ご入居者様の話に耳を傾けて、相手の立場・状態・気持ちを理解し受け止めること。相手の立場に立ち、相手の不安を取り除くように説明すること。これらは、ご入居者様が安心して暮らしていくために、疎かにはできません。そのために普段から、先生方(※)に話し掛け、不安を聞き出して、安心して生活を送って頂けるように心がけています。

バイタルサインの数値だけでは見えてこない先生方の不安や心配を、表情や言動の変化から察知するために、元気が無いときなど、いつもよりも多く声をかけるなどして、原因を探っています。

また積極的にコミュニケーションを取り、私がどのような人間なのかを先生方に分かっていただくことも重要だと思います。たとえこちらが注視して表情や言動の変化を読み取ろうとしていても、そこに信頼関係が無ければ、その不安な胸の内を読み取ることは困難です。コミュニケーションの積み重ねが、信頼関係の構築に繋がり、結果として不安や心配のいち早い解消に繋がっていくと考えています。

先生方との信頼関係だけではなく、スタッフ間の信頼関係も重要です。スタッフ間で意思疎通が十分に行われなければ、業務に差し支えが出て、先生方との信頼関係も一気に失われてしまいます。先生方の信頼関係をより強いものとするためにも、スタッフが一丸となってサービスの向上に努めなくてはなりません。

施設名に「家族の家」と付いています。「家族の家」とは、いつも安心出来て、一番信頼でき、一番頼りになる人達が集まって一緒に生活を送る場所だと思います。その名前に恥じない場所になるためには、何が必要なのか、どのようにあるべきなのか、ということを日々考え、行動していきたいと思います。

(家族の家ひまわりでは、尊敬の意を込めて、ご入居者様を"先生"とお呼びしています)


| 生活相談員 | 計画作成担当者 | 看護職員 | 機能訓練指導員 | 介護職員 |