機能訓練指導員の挨拶

私は機能訓練指導員として、ご入居者様の身体機能維持・低下防止を主目的とした体操やレクリエーション等を指導し、ご入居者様が健やかな生活を送るためのお手伝いをさせていただいています。

WHO(世界保健機関)は「健康とは身体的、精神的、社会的に完全に良い状態であり、単に病気や虚弱が無いということではない」と定義付けしています。「家族の家ひまわり春日部」における機能訓練も同様で、単に身体的な機能訓練のアプローチに留まらず、精神的に豊かで、穏やかに生活していただくためのサポートや、ご家族や他の入居者、あるいは私共スタッフとの関わり合いの中で社会的な繋がりや生きがいを感じ取っていただくためのお手伝いとしての機能訓練を心がけています。

機能訓練は指導員が行うというよりも、あくまでもご入居者様ご自身が行うという性質のものと思っています。しかしながらご本人の意思だけでは維持、継続することは難しいのもまた事実です。ご入居者様、ご家族、指導員の三位一体の機能訓練が最も効果を示すものと私は考えます。

現場は日々マンパワー(人的資源)が不足し、個々のビューマンパワーに頼らざるを得ない状況が続いていますが、今後もご入居者様の身体の変化や状態を把握しつつ、個々の訓練に臨んでいきたいと思います。


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